周産期専門医とは

周産期専門医とは

周産期専門医とは周産期医療に従事する医師の水準を高め、高度な医学知識と技能によって他の医師に適切な指示を与えることができる臨床能力を有する専門医であり、学会はこのような医師を育成し、周産期専門医として認定していますが、未だ専門医の人数は多くありません。

また、大阪府では周産期専門医を育成するためのプロジェクトを立ち上げ、周産期専門医を目指す医師へのサポートを開始しました。



当院の特徴

当院産科は 日本周産期新生児医学会から認定を受けた周産期専門医取得のための基幹研修指定施設で、大阪府下で唯一複数人の周産期専門医がいる地域周産期センターです。更に当院は大阪府医療人キャリアセンターの中核的協力施設です。

当院の特徴は大阪府南部における周産期医療の中核施設として、 また OGCS(産婦人科診療相互援助システム)の準基幹病院として 年間1100件の分娩のうち現在55%の合併症妊娠、150件の母体搬送(二次)、1700件の一次産科救急を取り扱っています。 最も特徴的なのは救命センターとのコラボレーションによる超重症の母体搬送・産科救急にも 24時間対応しています。 またNICUは25週500gから管理可能なため、年間120例の早産を取り扱っており、 産科合併症としては、切迫早産・前期破水・前置胎盤・常位胎盤早期剥離・ 妊娠高血圧症候群・胎児機能不全などの母児の救命救急センターとしての役割を果たしています。 集約化のため統合した貝塚病院では週に3日婦人科の手術も行っており、婦人科手術施術の機会を失う事無く専門医にアプライできます。

また日々の診療だけではなく、学術的な活動(学会発表や論文作成)も積極的に行っており、日本産科婦人科学会、周産期新生児医学会をはじめとして国際学会 にも多数の演題を発表しています。(実績の詳細は泉州広域母子医療センター研修医案内のページをご覧下さい。)

周産期専門医(母体・胎児専門医)の取得を前提にした気と熱意 を持った医師を待っています。見学・面接は随時行っています。興味がある方は下記の連絡先にお問い合わせください。

連絡先

りんくう総合医療センター 総務課

泉州広域母子医療センター長  母体・胎児指導医 荻田和秀

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