婦人科について
市立貝塚病院 産婦人科は「すべては患者さんのために」をスローガンに掲げ、医療のクオリティを高めるために日々努力しています。
日本産科婦人科学会専門医制度専攻医指導施設、日本婦人科腫瘍学会専門医制度指定修練施設、日本産科婦人科内視鏡学会認定医研修施設であり、 産婦人科専門医、婦人科腫瘍専門医、内視鏡技術認定医のすべての取得を目指すことのできる数少ない施設の一つです。
対象疾患
泉州広域母子医療センターの「婦人科医療センター」を担う市立貝塚病院は、 泉州地域の婦人科医療拠点病院としてそのシステムが浸透し、地域、産婦人科各界に認知されてきました。 地域がん拠点病院としてすべての婦人科悪性疾患に対応し、手術、化学療法、放射線治療の集学的治療で関西でも有数の婦人科がん治療数を手がけるに至りました。 良性疾患に関しては極力低侵襲に治療できる方法を取り入れています。特色として、以下の点が挙げられます。
- ①子宮頸癌に対する神経温存広汎子宮全摘術を施行し、排尿障害などの後遺症を極力軽減している。
- ②全国でも数少ない初期進行子宮頸癌に対して妊孕性温存が可能な広汎子宮頸部摘出術を行っている。
- ③副作用の少ない放射線治療設備(IMRT)を兼ね備えて放射線治療専門医と連携しながら治療にあたっている。
- ④子宮体癌、卵巣癌に対する積極的手術療法と化学療法の併用で進行期癌対しても好成績を得ている。
- ⑤腹腔鏡下子宮体がん手術の施設認定を取得。
- ⑥子宮筋腫、卵巣嚢腫に対して積極的に多数の腹腔鏡下手術を行っている。
- ⑦他施設では少ない膣式子宮全摘を多数行っている。
- ⑧子宮内膜症の治療として、腹腔鏡下手術や低用量ピルの使用など、国際標準に沿った治療法を選択している。
教育
当センターは、教育機関としても阪大関連病院の中で重要な役割を担っています。常に7~8名の活気あふれる後期研修医が、当院とりんくう総合医療センターを2年の間に半年ごとに移動します。同年代で互いに切磋琢磨しながら、婦人科と周産期をまんべんなく研修できます。最新の知見をスタッフ全員で勉強する週1回の抄読会、学会発表、論文発表をチェックするカンファレンスも定期的に行い、積極的に学会、論文発表を行っています。また技術を高めるために日々ドライボックスを使ったトレーニングも行っています。
実績
実績については、 市立貝塚病院 産婦人科ページ「実績」をご覧ください。
外来のご案内
市立貝塚病院
〒597-0015 大阪府貝塚市堀3丁目10-20
TEL:072-422-5865(代)
URL:http://www.hosp.kaizuka.osaka.jp/
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私達がスタッフです
婦人科医療スタッフ